モグワンを選ぶ上で、市販のロイヤルカナンと比較したらどうなるのですか?
そんな質問を頂きました。
ロイヤルカナンは国内で最も販売数が多く、世界最大のドッグフード会社のブランドです。
巨大な企業の製品と日本の中小企業が作ったプレミアムフードを比較したらどうなるのか?
楽しみな企画ですね。
モグワンドッグフードVSロイヤルカナン比較
ロイヤルカナンとは
ロイヤルカナンはフランスの「マースグループ」の1つのドッグフードブランドになります。
「マースグループ」はその他にもドッグフードの「ニュートロ・アイムス・プロマネージ・ペディグリー」などを扱います。
その他有名なキャットフード「カルカン・シーバ」なども扱っていおり、猫を飼っていなくても有名なので知っている方も多いと思います。
その他「マースグループ」は「スニッカーズ・m&m’s」など有名なお菓子の取り扱いもある100年以上の歴史がある会社なのです。
マースグループの世界における年間売上高は330億ドル、世界73か国で事業展開されています。
ロイヤルカナンの歴史
ロイヤルカナンは1968年に南フランスに住む「ジャン・カタリー博士」によって生まれました。
ジャン・カタリー博士は、フランスのリヨンにある獣医大学で学び、その後犬の皮膚疾患の研究を始めます。
そこで犬の病気を薬ではなく食べ物で良くすることが出来ないか?と研究を行い「独自の調理方法」を開発しました。
それを具現化したのもがロイヤルカナンの起源なのです。
ロイヤルカナンの特長とは
ロイヤルカナンの最大の特長は犬種、犬の年齢、ライフスタイルなどによって50種類以上の栄養素を組み合わせて、それぞれに適したフードを作り出しているところです。
また、疾病や高齢などの特別なニーズにも応える様々なフードを取り揃えています。
犬種別の中に年齢別が分かれているので、200種類以上もあるのです。
たぶん日本ではジャーマンシェパート用よりは売れるよ♪
ロイヤルカナンの原材料と工場について
ロイヤルカナンの原材料は全て厳選された生産者からのみを使用しています。
そして原材料の調達から製品の販売までを全て管理するトレーサビリティを実現しています。
全てをデータ管理して、万が一のトラブルにも速やかに対応が可能です。
ロイヤルカナンの工場は、環境マネジメントシステムの国際標準規ISO9001/22000/14001が取得されています。
さすが大手!金の掛け方が違う!
モグワンドッグフードとロイヤルカナンの違い
モグワンドッグフードの特長
モグワンドッグフードはドッグフード発祥の国「イギリス」にある人工添加物が無添加とグレインフリー(穀物不使用)にこだわった「カナガンドッグフード社」と、日本のペットフード輸入業者「株式会社レティシアン」が共同で開発したドッグフードです。
その特長は「日本のワンちゃんのために設計してある」ことです。
狭い室内飼いや短距離になりがちな散歩など日本の事情に合わせた独自レシピが受けて、わすが2年で国内の通販ドッグフードナンバーワンに輝きました。
爆発的にヒットして、2019年までテレビCMまで行っていたのです。(モグワンのテレビCM)
もう1つの特長は「食いつき」を最大に発揮するレシピです。
どんな体に良いドッグフードでも愛犬が食べてくれなくては意味がありません。
モグワンは「優れた食いつき」のためリピート率が非常に高く、ここまでの人気となったのでしょう。
次は原材料と成分の違いを見て行きましょう。
モグワンとロイヤルカナンの原材料と成分の比較
不適切な好ましくない原材料は赤色の文字になっています。
モグワン ドッグフード |
ロイヤルカナン |
---|---|
チキン&サーモン56.5%(放し飼いチキン生肉21%、生サーモン12%、乾燥チキン12%、乾燥サーモン7.5%、チキングレイビー2%、サーモンオイル2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(ビタミンA、D3、E)、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、コンドロイチン、乳酸菌 | 米、肉類(鶏、七面鳥)、とうもろこし、動物性脂肪、植物性分離タンパク*、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、ビートパルプ、大豆油、植物性繊維、酵母および酵母エキス、魚油(EPA/DHA源)、フラクトオリゴ糖、アミノ酸類(L-チロシン、L-リジン、DL-メチオニン、L-アルギニン、タウリン、L-カルニチン)、ゼオライト、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Cl、Ca、Na、Mg、K、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、パントテン酸カルシウム、B6、ナイアシン、葉酸、B1、B2、ビオチン、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)*超高消化性タンパク(消化率90%以上) |
ブランド | モグワン ドッグフード |
ロイヤル カナン インドアライフ |
---|---|---|
原産国 | イギリス | フランス |
メイン 原材料 |
チキン サーモン |
米 鶏・七面鳥 |
品質 | ヒューマン グレード |
/ |
グレイン 不使用 |
◎ | × |
グルテン 不使用 |
◎ | × |
保存料 香料 酸化防止剤 着色料 |
不使用 | × |
酸化 防止方法 |
ビタミンE ハーブ |
BHA 没食子酸 プロピル |
タンパク質 | 27%以上 | 19% |
脂質 | 10%以上 | 12% |
粗繊維 | 4.75%以下 | 2.9% |
灰分 | 9.5%以下 | 6.7% |
水分 | 9%以下 | 10.5% |
オメガ6 脂肪酸 |
1.8% | / |
オメガ3 脂肪酸 |
1.0% | / |
エネルギー | 361.5kcal | 378kcal |
リン | 1.0% | 非公開 |
マグネシウム | 0.17% | 非公開 |
ナトリウム | 0.37% | 非公開 |
カリウム | 1.00% | 非公開 |
カルシウム | 1.40% | 非公開 |
1袋価格 | 4,237円 | 5,300円 |
1袋用量 | 1.8kg | 4kg |
給与量 体重3kg |
63g | 66g |
1日コスト 体重3kg |
149円 | 88円 |
ロイヤルカナンの説明には「穀物」は犬にも必要な栄養素であるとされています。
実際にプレムアムドッグフードの中には消化を助けたりビタミン・ミネラルを補給する目的で穀物を含めているメーカーがあるのは事実です。
しかし、ロイヤルカナンの場合には「主原料」が米です。
犬は肉食から雑食へ変化してきたとはいえ、元来は肉食の犬には適切でないと思われます。
また、ロイヤルカナンはトウモロコシや大豆などアレルギーを誘発する原材料が含まれています。
保存料のゾルビン酸カリウム、酸化防止剤のBHA・没食子酸プロピルは発がん性が指摘されており、国によっては使用できない場合があります。
体に影響のない量で使用していると言っても、長期使用で体に蓄積されたら本当に大丈夫なのか心配でなりません。
また、これら人工的な添加物はアレルギーの元になると言われています。
モグワンドッグフードとロイヤルカナン比較のまとめ
世界的なメーカーのロイヤルカナンは圧倒的は販売数を誇ります。
しかし、多く販売されていれば安心できるドッグフードであるとは限りません。
価格はロイヤルカナンならモグワンの半分以下とコスパは大きな差が付いています。
大型犬のように給餌量が多ければ、月に万円単位の金額差になってきます。
だだし、今はそれで良くても、将来大きな病気を患ったりしたら、治療費で数十万円も掛かるのです。
そのことを考えたら、まずは健康を維持することが最優先では無いでしょうか。